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四日間の奇蹟 / 浅倉卓弥

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最後の4日間。あなたなら何をするでしょうか?
おいしいものを食べまくる?
やりたい事をやりまくる?
やり残した事をやっておく?
おそらく何をやってもあなたは悔いが残るでしょう。
死を見つめる事。生を見つめる事。
生きている事はあまりにも当たり前で、なかなかありがたさを感じられません。
最後の四日間に著者が示す答えとは・・。

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ストーリー
天才ピアニストとして将来を期待されていた如月啓輔(きさらぎ けいすけ)は、オーストリアへ留学中に、強盗事件に巻き込まれた少女楠本千織(くすもと ちおり)をかばい薬指を失う。
千織はこのときに両親を失う。さらに彼女は脳に障害を負っていて、うまく言語を操ることが出来ない。
しかし、啓輔は彼女のピアノの才能を見出し、各地を演奏して回ることになる。
ある日、招待された療養センターに行くのだが、そこの職員岩村真理子(いわむら まりこ)と、千織が事故に巻き込まれてしまい、真理子は意識不明の重傷を負う。
そしてその後、真理子の心が千織の体に宿るという奇蹟が起こる。
そう、四日間だけの・・。

啓輔は、千織のせいで将来を失ったと思い続けていたわけだし、千織がこの事に対して何も感じていないわけはない。
真理子にはいろいろ仕掛けがあって、ネタバレになるので書きませんが、登場人物たちの間でいろいろな感情があるわけです。
この感情が非常に丁寧に書かれていて、とても優しい気持ちにしてくれて、それでいてとても悲しくさせられます。
そう、とても悲しいです。
悲しい話である事は物語の序盤から何度も示唆されていきます。
でも、この物語のテーマはその悲しさではありません。
それよりも、何をし、何を残し、何を与えられるかがテーマになってくると思います。

少し話は変わりますが、この作品には多くのクラシック音楽が登場します。
多くの曲は、一般的に知られている曲ばかりです。
が、曲名を聞いても恐らくどんな曲か思い出す事はできないでしょう。
なので、本を読む前にどんな曲か思い出しておく事をオススメします。
特に、ベートーベンのピアノソナタ14番ですが、これを聞いておいたかいないかで、物語の盛り上がり方は格段に違います。
この曲は一般的には「月光」という曲名で親しまれています。
んが、一般的に知られているのは第1楽章だけです。
この物語を読む上ではむしろ第3楽章を知っておくことを強く強く強く(しつこい)オススメします。


この物語に出てくるクラシック音楽。   リンクをクリックすると試聴や購入が出来ます。

ベートーベン : 「ピアノソナタ14番」 Pater Rosel - ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ「月光」「悲愴」「熱情」
ドビュッシー:「亜麻色の髪の乙女」 イングリット・フジコ・ヘミング - ピアノ名曲集 - 亜麻色の髪の乙女
シューマン:「トロイメライ」 イングリット・フジコ・ヘミング - ピアノ名曲集 - トロイメライ
ショパン:「子犬のワルツ」 タマーシュ・ヴァーシャーリ - どこかで聴いたクラシック-華やぐメロディ - 小犬のワルツ (Chopin)
ショパン:ノクターン第2番 フジ子・ヘミング - 奇蹟のカンパネラ - ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9の2 [ショパン]
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第2楽章より「家路」 コンセル・ソンドール - ダイヤモンド◇ベスト: クラシック・軽音楽 ベスト - 家路(ドヴォルザーク / 交響曲第9番「新世界」より)
ショパン:別れの曲 Vladimir Ashkenazy - 決定版!ピアノ・クラシック - ショパン:別れの曲

ちなみに映画化されていて、DVDもでています。

本を読んだあとにでも、チョロっと見てみましょう。
本を読んだ「後」ですよ。
本を読む前に見ても、キャラクターがあんまり描けていないんで物足りないですよ。
本を読んで、キャラクターをしっかり好きになってから見ましょう。

映画
監督:佐々部清(ささべ きよし)
如月啓輔(きさらぎ けいすけ):吉岡秀隆(よしおか ひでたか)
岩村真理子(いわむら まりこ):石田ゆりこ(いしだ ゆりこ)
楠本千織(くすもと ちおり):尾高杏奈(おだか あんな)
長谷川未来(はせがわ みく):中越典子(なかごし のりこ)
倉野順次(くらの じゅんじ):西田敏行(にしだ としゆき)
荻原誠(おぎわら まこと):鳥羽潤(とば じゅん)

主題歌:平原綾香 「Eternally」 平原綾香 - Jupiter~平原綾香ベスト~ - Eternally

あくまでも小説が主体。
映画はサブって感じでしたね。

映画公式サイト

浅倉卓弥の詳細(ウィキペディア)



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コメント

コメントありがとうございました。
来てしまいました・・・。

こう読むと、原作が読みたくてたまらなくなります。
DVDの方から入ってしまったのですが、反対に声や仕草のイメージがついていっかなと思います。

投稿: shizuku | 2008年2月19日 (火) 09:39

>shizukuさん
ご来場ありがとうございます。
そうですね。イメージがついてから読んでみるのも面白いかもしれませんね。

映画でいいと思ったのなら、原作は絶対(100%)読んだほうがいいですyo

投稿: ペンギンギン | 2008年2月19日 (火) 12:27

TBありがとうございます。

映画も原作も、どちらも大好きです。
音楽も『四日間の奇蹟』ピアノ名曲集 「時の踊り」(CD付き) (単行本) を購入して、何度も聴きました。こちらもお勧めです。

投稿: poko | 2008年2月24日 (日) 12:17

>pokoさん
こんにちは。
ピアノ名曲集オレもチェックしましたよ。
でも、ベートーベンの「月光」が第一楽章しか入ってないっぽいので、迷ったあげく購入してないです。

ショートストーリーみたいのも入ってるんですっけ?
こっちはすごく魅力的ですね~。

投稿: ペンギンギン | 2008年2月24日 (日) 12:47

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