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こころ / 夏目漱石

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月9のドラマなんか見てる場合じゃありませんよ。
いわずと知れた名作「こゝろ」ですが、実は全部ちゃんと読んだ人って少ないんじゃないんでしょうか?
あらすじだけ知っているとか、教科書に一部が載っていて読んだとか。
少し古めかしい言葉を使っているし、無駄に(?)漢字が難しかったりするので、ちょっと読み始め辛いなと思っている方が多いかと思います。
しかーーし、そんなヘッポコな理由でこの本を読まないのは、ものすごい損ですよ!
この作品は、ドラマとしては最高です。
ストーリーは、とにかく面白いです。
古めかしい言葉や、漢字は読んでれば慣れます。
っちゅうか、多少読めなかったり意味分からない所があっても、大して支障はありません。
読まないことの方がはるかに支障がありますよ。

ストーリー
明治末期。ひょんなことから主人公の「私」は、「先生」という人物に出会う。
「私」は、それ以降先生のうちに時々お邪魔するようになるのだが、先生は自分自身の事はあまりしゃべろうとしない。
かと思えば、「私は寂しい人間です。」とか、「恋は罪だ。」とか、意味深な発言を時々する。
しばらくして、「私」の父の病気のこともあり、先生の元を離れることになるのだが、ある日先生からの手紙が届く。
その手紙の中に、先生の大きな決断を暗示する文章があったため、列車に乗って先生の元へと急ぐのだが、列車の中で読んだ先生の手紙には、先生自身に関する衝撃の過去が記されていたのだ。
はたして、先生の衝撃の告白とは・・・。


この本は3部構成になっています。
上 先生と私
中 両親と私
下 先生と遺書


「上」と「中」では、わりと穏やかにストーリーが進んで生きます。
「私」や先生の置かれている状況や、人物像、暮らしぶりが書かれています。
先生の行動に対する多くの疑問が書かれているのもこの部分です。
最初は、「なんでなんで?」って思いながら読んでいくことになると思います。
ストーリーが穏やかなので、2人のことや、先生の奥さん「静」、その周りに登場する人物たちを穏やかな気持ちで観察することが出来るでしょう。
んが、ここには多くの伏線が張られています。
1度読み終わってしばらくしてからもう1度読んで見ると、たくさんの伏線が張られていた事に気づくと思います。

それまでとはうって変わって、「下」でのストーリーは穏やかではありません。
あの温厚な先生の、衝撃の過去が告白されて生きます。
「下」の内容は、何をかいてもネタバレになってしますのでなにも書けません。
紹介できないのがすごく残念です。
なにしろココがクライマックスで、一番語りたい部分ですからね。
ひとつだけ書くと。「下」は先生からの手紙です。
クライマックスが手紙という、ちょっと変わった作りになっていますね。

テーマは「罪悪」でしょうか。
罪は許されるのでしょうか?
もちろん刑事的な話ではありません。
「人」として、「自分」としてです。
大きな罪を犯した人間は、普通後悔の念に襲われるはずです。
それはいったいどのようなものなのか、どれだけ重いのか。
なんとか教のように、懺悔をして許しを乞うのでしょうか。
「罪」と、「赦し」について、漱石の出した答えは?

夏目漱石詳細(ウィキペディア)

東北大学附属図書館 夏目漱石ライブラリ

夏目漱石年譜

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