東京少女
心は時を越えるのか。
決して会うことのない2人が、携帯電話を通して100年の時を超えて知り合う。
そんなSFなお話。
心は惹かれあうが、決して会うことのかなわない二人のラブストーリー。
誰がどう聞いてもハッピーエンドなどありえないストーリーに、主人公はハッピーエンドを探していく。
切なく、優しく、心を震わせるストーリーです。
東京少女(とうきょうしょうじょ)
脚本:林誠人(はやし まこと)
小説版著者:笹原ひとみ(ささはら ひとみ)
ストーリー
高校生の未歩は母と二人暮し。亡き父の思い出をひきずる未歩は、母から突然再婚相手を紹介される。
ふとしたアクシデントで未歩は携帯を失くし、その携帯に電話をすると、出たのは100年前、明治時代の青年時次郎だった。
二人は次第に惹かれあっていくが、別れの時は確実に近づいていく。
先に小説版を読んだので、こちらの話から。
文章がポップでとても読みやすいです。
小学生の低学年でも、何の障害もなしに読めるような文章です。
そのポップなん感じの文章で、未歩の視点から、未歩の感情をうまく表現しています。
文章だけではなく、内容にも映画にないポップさを含んでいます。
未歩が心の中でするツッコミや、母親の再婚相手を「メガネ大根」と心の中で命名したり、結構ニコニコと笑える内容でした。
とは言え、基本的にはやっぱり切ないお話ですね。
優しく切ないエンディングは、きっと心を震わせますよ。
映画版のほうは、小説にあったポップさはあまりなく、二人の気持ちを中心に描かれています。
小説ではあまりかかれていない、時次郎サイドのお話も見れて、理解がいっそう深まりました。
小説でも感動したんですが、「銀座デート」のシーンは映画版はすごく感動しました。
時を越えたデート、そして時次郎からのサプライズ!
最後のシーンも、小説よりも映画のほうが感動しましたね。
この「東京少女」は、映画も小説も見て初めて完成する作品なのかもしれません。
ぜひセットで鑑賞してもらいたい作品ですね。
監督:小中和哉(こなか かずや)
脚本:林誠人(はやし まこと)
出演:夏帆(かほ)
佐野和真(さの かずま)
福永マリカ(ふくなが まりか)
近藤芳正(こんどう よしまさ)
秋本奈緒美(あきもと なおみ)
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