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Space Oddity / David Bowie




世界の大きさ、己の無力さ。
「space oddity」は、宇宙へ飛び立った人間が広い宇宙と青い地球を眺め、己の小ささと無力さを悟っていくっていうストーリーの曲。
その歌詞と曲の雰囲気が見事にマッチしています。
打ち上げ前の感じから、打ち上げ、そして宇宙に飛び立った後の浮遊感など、アレンジは見事です。
アコースティックギターから始まる、静かなオープニング。
落ち着いた中にも、打ち上げ前の緊張感がうかがえます。
そして、打ち上げから宇宙へ。
ここで曲は一気に盛り上がります。
ドラムのリズムとストリングスのアレンジが、宇宙に浮いているような感じを表現しています。
そして、機器の故障、宇宙飛行士への呼びかけ。
この部分はすごく切なく、心に響きます。
そんな、歌詞のストーリーと音楽がシンクロする曲です。

試聴しに行く  David Bowie - Best of Bowie - Space Oddity           歌詞

オレのヘッポコ歌詞和訳
タイトルの「space oddity」は、「奇妙な宇宙」という感じの意味でしょうか。
「space」も「oddity」も、どちらも名詞なので、本当は「宇宙、怪奇」みたいな感じなんですけどね。
はじめに触れましたが歌詞の内容は、「major Tom」(トム)が宇宙へと旅立つお話です。
ちなみに「major」は軍用語で、「少佐」や「特殊任務の隊長」の事を指します。
ストーリーは、地上管制官とトムとのやり取りを通して進んでいきます。
トムは広大な宇宙を見て無力さを知り、事故に遭い宇宙を漂流することとなります。
その際に地上管制間から発信される「can you hear me, major Tom?」(トム、聞こえますか?)の呼びかけがとても切ないですね。
その前にトムが「妻に愛していると伝えてほしい」と頼むのも、胸に響きます。
ストーリー性の強い、非常によく出来た歌詞ですね。

Space Oddity / David Bowie
スペイス・オディティ / デヴィッド・ボウイ

地上管制からトムへ
カウントダウン開始
エンジン始動
点火装置をチェック
トールの愛よ共にあれ

9 8 7 6 5 4 3 2 1
発射

こちら地上管制からトムへ
君は目的を達成した
各新聞社が君の着ているシャツを知りたがってる
準備がよければカプセルを切り離してくれ

こちらトムから地上管制へ
私はドアを超えました
そしてすごくおかしな感じで宙に浮いています
そして今日は星がいつもと違うように見えます

ここでブリキの缶に座っている
世界の遥か頭上で
地球は青く
私にできることなど何もない

10万マイルも来たけれど
とても落ち着いています
どうやらこの宇宙船は
進むべき方向を知っているようです
私の妻に愛していると伝えてください
彼女は分かっているけれど

地上管制からトムへ
回路が死んでいる
何かが起こったようだ
トム 聞こえますか
トム 聞こえますか
トム 聞こえますか
聞こえ・・・

私はここでブリキの缶の周りを浮いている
月の遥か頭上で
地球は青く
私にできることなど何もない


1969年発表の、デヴィッド・ボウイのアルバム「スペイス・オディティ」に収録。
シングルの発売日は、偶然にもアポロ11号の月面着陸と重なりました。
TBSのドラマ「流星の絆」のCMで使われました。

公式サイト
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