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グラン・トリノ



Gran Torino


男の生き方!
男とはどう生きるべきなのか。
男とはどうあるべきなのか。
かなり古風な視点から「男」について描いています。
ただし主人公は、筋は通っているが頑固で、さらに極端な人種差別主義です。
正直、主人公に嫌悪感を抱いたりもしました。
クリント・イーストウッドが「グラン・トリノ」の中で訴える男像は、オレの考える男像にかなり近いですが、それでも価値観の押し売りという感じを受けました。
ですが、主人公が最後に見せる男気は感動でしたし、潔さを感じました。
「男」がこうあるべきだろうという価値観は多様ですが、やはりどんな形であれ「男気」を持ち続けるべきだし、「潔さ」を持ち続けるべきだと思いました。
テーマが重いですし、長い映画なので見ていて疲れますが、ところどころにユーモアを取り入れていて面白かったです。
ドカッとした笑いではないんですが、オレ好みのユーモアで楽しめました。
ま、それはともかく、男なら観といたほうがいいですよ、グラン・トリノ。

ストーリー
妻に先立たれ、孤独な生活を送っている老人・ウォルトは誰にも心を開こうとしない。そんなある日、隣家の少年・タオがウォルトのヴィンテージ・カーを盗もうとするが失敗し…。


ウォルトとタオの関係がまた絶妙ですね。
本当ならば交わることが決して無い二人が、不思議な関係を作り上げて行きます。
男とはこうあるべきだと、頑固に思い込んでいる老人と、ナヨナヨしているがとても優しい青年。
このアンバランスさがたまらなかったです。
違う種類の人と交流を持つことで、ぶつかり合いながらも人は成長していくのかもしれませんね、双方向に
全体的には、青年が老人から「男」のあるべき姿を学んでいくんですが、老人もまた他者を受け付けないことの寂しさなんかを学んでいくんですね。
この2人の物語に絡んでくる、姉のスーもすごくいいキャラクターです。
気が強くてけんか腰で、それでいて頭の回転の速い女の子です。
見ていてスカッとする性格の子です。
それにしても、クリント・イーストウッドはこんなにじいちゃんになってもタフです。
もうすぐ80歳になるなんて、とても思えません。
白髪や顔のしわなんかは隠せませんけどね。
雰囲気とか体つきが、メチャクチャタフです。
こんなかっこいいじいちゃんになれたらいいです。
「男」です。
だから、「グラン・トリノ」の主人公にはぴったりでしたね。
クリント・イーストウッドを見てるだけでも、「かっこいい男」を勉強できる気がします。
ルックスだけではなく、映画の中で主張するものも「男」ですしね。

監督:クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)
キャスト:
クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)
ビー・ヴァン(Bee Vang)
アーニー・ハー(Ahney Her)
クリストファー・カーリー(Christopher Carley)
ブライアン・ヘイリー(Brian Haley)
ジェラルディン・ヒューズ(Geraldine Hughes)
ドリーマ・ウォーカー(Dreama Walker)
ジョン・キャロル・リンチ(John Carroll Lynch)

日本語公式サイト

英語公式サイト
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